お正月に食べるお祝いの料理と言えばおせち料理。

もともとはその土地でとれた収穫物に感謝の意を込め、お供えをしていたのが始まりと言われていますが、暮らしが豊かになるに伴い山や海の幸を盛り込んだことで、現在のおせちの原型ができました。おせち料理は大きく分けて5つ。

「祝肴」「口取り」「焼き物」「酢の物「煮物」で、これら一つ一つにはそれぞれにおめでたい意味があります。また、お料理が入っている重箱は幸せを重ねると言う意味が込められています。1番上のお重から代表的なものを説明します。

一番上にくる一の重には、祝い事にふさわしい祝い肴と口取りを詰めます。欠かせないものといえば数の子。卵の数が多いことから子孫繁栄を願う縁起物と言われています。そして、片口イワシを干して飴炊きした、田作り。巻物に似ていることから、食べると知識が増えると言われている伊達巻。

そしてお子様が大好きな栗きんとんなどがあります。二の重は、海の幸を中心に焼き物を詰めます。代表的なものとして、めでたいと言うごろ合わせの鯛や、長生きの象徴、海老などがあります。三の重は山の幸が中心。

穴が開いていることから、将来の見通しが効くとされている蓮根や、子孫繁栄の縁起物とされる里芋、土の中で根を張ることから、末長い幸せを意味するごぼうなどが入ります。一年の始まりに普段何気なく食べていたおせち料理ですが、家族と一緒にその意味について話すことでさらに味わい深いものになります。

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